英語を勉強するのに年齢は(あまり)関係ない! 28歳から勉強してTOEIC800点、英検準一級はとれる!
僕は28歳から本格的に英語の勉強を始めました。
その時の僕は退屈な中学、高校の英語の授業で受けたことを記憶喪失のように忘れ、be動詞と一般動詞の区別さえつかない有様でした。
でもそんな僕でも、3年間本気で勉強し、TOEIC800点、英検準一級を獲得することができました。
それは何故か?
それは——
英語は学問ではない
からです。
英語は英語圏に生まれた人ならばほとんど誰でも喋ることができます。ようするに環境に100%依存しているのです。それはほかの教科ではありえません。インドに生まれたからって全ての人が同じように数学が得意かというとそうではありません。
しかし英語圏の人々はそれほど差のないレベルで英語を使えているのです。
そんなものは本来勉強なんて必要のないものなのです。全ての人々が、本質的には英語を喋れるようになっているからです。
ではその本来持っている能力を開花させるにはどうしたらいいか。
それはやはり、英語の環境に身を置くことだと個人的には思います。日本にいてもです。日本にいても英語の環境を作ることは十分可能だと思います。僕は通学通勤の間の1時間の間、バカみたいにBBCのラジオを聴いていたら、徐々に聞き取れるようになりました。もちろん必死に内容を理解しようとする努力が必要ですが。
なぜアメリカの5歳の子供が英語を喋れるかというと、英語学習歴がすでに5年に達しているからです。日本人も5年英語の環境に身を置けば、必ずある程度のレベルに行けます。
1,2時間でも勉強し続ければ必ずです。時間よりも日数が重要だと思います。
言語は目的のために使うものです。親とコミュニケーションをとったりする目的で、赤ん坊は言葉を習得します。
それは大人でも同じで、やはり目的がないと英語の上達は難しいと思います。
僕の目的は英語で映画や、小説、ドラマを観ることでした。なので当然のことながら、
リーディングとリスニングに力を入れ過ぎ、まったく喋れないし書けないという悲劇的状況を招くことになってしまいましたが。
とりあえずそのレベルまで来てしまえば、あとはとうにでもなります。
多くの日本人が社会人になってから英語を勉強してもなかなか成果が出ないのは、時間が取れないのと、すでに英語を使えなくても不自由のない環境になってしまっているからでしょう。5歳の子供が親と意思疎通をはかりたいという切実な欲求が欠けているのです。
英語の学習に大事なのは始める年齢よりも、どれだけ目的をもって長く学習することだと思います。そしてそれに必要なのは楽しむことです。
楽しくないことに多くの時間を割くことほど辛いことはありません。
このブログが楽しく英語学習を始める大人たちの役に立てれば幸いです。